現場透水試験



現場透水量試験

総論

 「技術基準」によれば、浸透水量を 「舗装道において、直径15センチメートルの円形の舗装路面の路面下に15秒間に浸透する水の量で、 舗装の表層の厚さ及び材質が同一である区間ごとに定められるもの」と定義されている。
 これにより雨水を路面下に円滑に浸透させることができる舗装の性能指数として浸透水量が示された。 雨水を路面下に円滑に浸透させることができる舗装には、高い透水性能を有する混合物層を表層のみに適用し、 下層に不浸透層を設け、浸透水を路盤以下へ浸透させない排水性舗装と、舗装体全体にバランスのとれた透水性能を求め、 浸透水を路盤以下へ浸透させる透水性舗装がある。
 「技術基準」では、浸透水量の測定方法について以下のとおり示されている。

 浸透水量は1,000平方メートルにつき1箇所以上の割合で任意に選定した直径15センチメートルの円形の舗装路面に対し、 路面から高さ60センチメートルまで満たした水を400ミリリットル注入させた場合の時間から算定する方法によって確認できるものとする。

 ここでは、「技術基準」の規定に従い浸透水量を現場透水量試験器を用いて評価する方法を示す。
 上記の測定方法を整理したものを表1に示す。  
表1 浸透水量の評価に用いる測定方法
測定方法 対象 位置付け測定方法 備考
直接測定 車道 現場試験 現場透水量試験による透水量測定 汎用性が高い方法


基準値の考え方

1.基準値
 「技術基準」には、車道及び側帯の舗装について雨水を道路の路面下に円滑に浸透させることができる構造 とする場合の施工直後の浸透水量の基準値は表2に示す値以上とすると示されている。
 
表2 浸透水量の基準値
区分 浸透水量
(単位 15秒につきミリリットル)
第1種、第2種、第3種大級及び
第2級並びに第4種第1級
1,000
その他 300





参考:舗装性能評価法