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路床・路盤の概説

概説 -路床-

路床は舗装の構造設計にあたって,基礎となる重要な部分であり、その評価は合理的に行わなければならない。我が国における路床の状況は、延長方向、深さ方向ともに変化に富んでおり、また軟弱な路床も多い。この様な状況下において、現行の路床の設計法として、

①路床を地山のままとし、その支持力を延長方向、深さ方向の変化に対して合理的に補正する。
②盛土または置換えを行うこととし、その材料の選定基準および支持力の規定を設ける。
③現位置安定処理を行い、安定材の選定基準および支持力の規定を設ける。
④交通量の多い場合等で、置換工法では掘削深さが大きくなって不経済になる場合はサンドイッチ工法とする。

等の方法がとられている。

なお、関東ローム、まさ土、しらす、高有機質土等の特殊土に関しては、通常の試験方法以外に注意すべき点が多い。

概説 -路盤-

路盤は、一般的に下層路盤と上層路盤に区別し、十分に締まった所定厚の層を通じて表層から伝えられた交通車両による荷重を均一に指示し、これを分散して路床に伝えることを主な役割とする。したがって、上層路盤は下層路盤に比べて強度的に強く、良質な材料を用いる。

路盤に用いる単一の材料としては、砕石、スラグ、切込砂利、砂等があり、この他に数種の材料を調整、混合して得られる粒度調整砕石や粒度調整スラグ等があって、これらを総称して粒状路盤材料と呼んでいる。また路盤材料としては、粒状材料をセメント、石灰あるいはアスファルト等の安定材を添加して安定処理したもの等がある。

参考:舗装試験法便覧