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現場CBR試験

概要

現場CBR試験は、現場における路床や路盤の現在の支持力の大きさを直接測定しようとするものである。したがって、その場所、その時点におけるCBRは求められるが、気象変化や経年変化に伴う状態については推定することができない。 このため、現場CBR試験は主としてトラフィカビリティーの判定や、品質および施工管理に利用されることが多い。
また、現場の条件が、実際に土を乱すことなく施工でき、かつ土を乱すことによって強度が極端に低下することが分かっている場合、あるいは乱さない状態の試料採取が困難な粗粒材を対象とする場合などは、室内CBR試験 より現場CBR試験の方が合理的である。
安定処理した土のCBRを求める場合は、現場での養生条件などによりCBRが異なることがあるので注意が必要である。

適用範囲

原位置の土のCBRを求める試験および安定処理した土にも適用する。
CBR試験における標準荷重強さは、クラッシャーランを対象とした試験結果をもとにしているため、この試験を軟弱な粘性土に適用するとCBRは極端に小さくなり、機械誤差や個人誤差の影響を受けやすい。したがって、この様な 軟弱な粘性土については、コーン貫入試験などの他の試験方法によって評価することが望ましい。また、レキ質土では、貫入位置の状態によりCBRが大きく変動するので留意する必要がある。

試験器具

現場CBR試験機は、載荷装置、荷重計、貫入ピストン及び貫入量測定装置から構成される。
また、反力装置が必要である。

当社では、対象の材料に対して2種類の現場CBR試験器により対応している。
・簡易CBR試験器・・・CBR5%程度まで測定可能。反力装置として土嚢袋等で作成した重りを使用する。
・大型CBR試験器・・・簡易CBRよりも大きなCBR値に対応する。反力装置として、ダンプトラック・グレーダー・バックホウ等を使用する。

参考:土質試験の方法と解説、地盤調査法